この世界
□7/20〜23「彼女の真実」
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キングクリムゾン!さらに時間が進んで今は三日後の夜、すっかり元気になったインデックスを連れ俺達は銭湯に向かっているのであった」
「?誰に言ってるの、なおと? 」
「ん?読者の皆様だよ、・・・読者って誰だよ」
どうした、何があったんだ、俺。まぁ、気にしないで行くか。因みにインデックスが治るまでの三日間色んな事があった、インデックスに添い寝をしてと頼まれたり、あーんしてとか、一端家に帰ろうとした時に泣きつかれたりとか、・・・とにかく色んな事があった。ってそんな事より聞いてくれ、さっきからインデックスがおかしいんだ
「ねぇ、なおと」
「おう、どうした?」
「えへへへ、何でもない」
さっきからこればっかやってるんだよ、もうこれ何回目のやり取りだよ、俺でも流石に疲れた。・・・そうだ当麻に押し付けよう、そうしよう
「そっか。そうだ、当麻に銭湯について聞いてみたらどうだ?一応、向こうにもルールもあるしな」
「うん、分かった」
俺の言葉を聞いたインデックスはおっふろ♪おっふろ♪とスキップしつつ当麻のところに言った・・・そのご、何故か何かに噛みついた音と男の悲鳴が聞こえて来たが、ま、まぁ気にしないで行くか。あれ?これ二回目?
そんなふざけた事を考えてた俺はある異変に気づいた、全くと言っていいほど人の気配がしない、まるで誰かがいず的に・・・
「貴方の考え通りです。ステイルがここら辺一帯に人払いのルーンを刻んでいます、ここら辺には人は来ませんよ」
後ろから声がする、バッと振り向く。そこには2mぐらいの刀を持った長身の女がいた、これが俺(サイエンス)と魔術師(オカルト)が交差した瞬間だった
オマケ
直人の部屋の前
「ふぅー、まさか泣きついてくるとは思わなかった、さてとさっさと荷物を取って戻るとしますか」
また泣かれたら困るしな、と俺は口の中で呟きドアノブを引いた
ガチャ
「お帰りなさいませ、旦那様♪お風呂にします?ご飯にします?それともわ・た・s「ガタン」
なんか居たような気がしたけど、気のせいだな、うん。疲れてんのかな俺?も一回開けるぞ
ガチャ
ほら、誰もいない。やっぱり気のs「無視とは酷いですね、旦那様」・・・
「・・・・・なんで、なんでいるんだよぉぉぉぉおお!!!!」
「フッ、愚問ですね。旦那様と私の愛の巣を確認するのは当たり前でしょう?」
「だから!俺はお前と付き合った覚えもないし、結婚した覚えもねぇ!って言うかする気もねぇ!とっとと帰れ!」
「いえ、私はあの研究所が家みたいなものでしたので現在進行形でホームレスなのですよ。つまり帰る家はありません」
「胸張って言う事じゃねぇだろ!ハァ・・・で?家に泊めろってか?」
「はい、お察しの通りです。不束者ですが、これからお願いします」
「OK、その言い方は止めろ。まるでお前が俺の所に嫁入りするみてぇじゃねぇか」
「え?違うのですか?「違うに決まってんだろうが!まぁ、泊まりたきゃ泊まりな」・・・何を隠しているのですか?」
「うん?あぁ、そう言えば言ってなかったな。俺、今小萌先生の家で世話になってるからさ、多分暫く帰らないぞ」
「なん・・・だと・・・!?」
「・・・・・そこまで驚く事か?まぁ、荷物も取ったし、んじゃな、部屋ん中探んなよ」
そう言って俺が部屋を出ようとした時ガシッと肩が掴まれる。・・・・やべぇ、コイツマジだ!掴まれた肩がメキメキなってやがる!
「・・・・・・・・・・(ニヤッ)」
「え、えっとなんで、俺の肩を掴みながらコッチに近づいてくるんだ?・・・おい、来んなってコエぇって、マジで怖いってマジで!・・・っ!ク、クラリカさん?何でその右拳をおもっくそ握って振りかざしてるんですか?ま、待てって落ち着けば分かる!ちょ、やめ」
その後、いろいろあったけどあまり話したくない、って言うか思い出したくない。
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