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□熱に変えて
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相変わらずブリッグズは寒い

部屋にいるがけっこう寒くベッドに座り二人で身を寄せてみたが暖かくない

「寒いな…」

「寒いねぇ… セックスでもして暖まろうか?」

真面目に受け取ったのかファルマンは ぶっ!! と噴き出した

冗談なのに…

「なっ、何をいきなり…」

顔赤くしちゃってなんか面白いから頬に ちゅっ とキスをしたら、驚いた顔をして赤くなった

「面白いねファルマン」

隣に座っていたのをベッドから立ち上がり、よいしょと向かい合うようにファルマンの膝の上に座る

「こっちの方が暖かい」

「そうだな」

ぎゅう、と抱きしめ合うと服越しに伝わる互いの体温で少し暖かく感じる

しばらく静かに抱き合っているとお尻に違和感を感じて肩にもたれていた顔を上げたらファルマンに どうした? と言われた

「…当たってる」

「…すまん」

当たっているのは彼のモノで指摘すると情けなさそうに謝る

「寒いからしないよ」

「脱がずにやったらいいさ、それにすぐに暑くなる」

そう言ってファルマンは私をベッドに押し倒して、するり…と下着の中に手を忍ばせ胸に手を這わせてきゅむ、と乳首を摘んだり擦ったりした

「や、ぅん…、は…ぁ、」

寒い部屋と対称的に暖かいファルマンの手が胸をやんわりと包んで徐々にそこから熱くなってきた

とろん、としてきた頃にファルマンは私を抱え上げるとベッドの布団を捲り私を寝かせてそのうえに彼が布団と一緒に覆いかぶさった

「これなら寒くないだろ?」

「…なんかサンドイッチみたい」

くすくすと笑って そうかもな と言いながらファルマンは私の服をたくしあげて乳首を口に含んで舌で転がす

「あ、…ぅ、ん、んんっ!」

時々歯を立てられると ひぁ! と甘い声を漏らして体を跳ねらせる

乳首を口に含んだままするりと手を下げていきズボンの中に忍び込ませて私の秘部に手をつける
ぬるぬるとした愛液が指を濡らし、その指で芽を優しく撫でるように触られるとぞくぞくと快感の波が押し寄せる

「あ、あぁん…っ、ふぁ…」

「気持ちいいだろ?」

親指でぐりぐりと強めに擦りあげると、いっそう淫らに喘ぎ、濡らす

「や、ぁ…んっ、ファル、マ…あつ、い…」

寒さに震えていたことも忘れ、ファルマンの攻めによって体は熱くなっていた

「少し待ってろ」

濡れた指をぺろりと舐めながら彼はベッドから下りて窓へ行くと窓を開けてなにやらしているようだった

戻ってくると手にはそれほど大きくない氷柱を持っていた
それをファルマンは先端部分をガジッと噛んでボリボリとかみ砕く、そして私の唇と重ねて氷を口に流し込まれた

「んっ! ……はぁ、冷たい」

冷たい氷はほてった体には調度よく、とても気持ちいい

「下でも食ってみるか?」

ファルマンは不敵に笑うと布団の中に潜り込み覆いかぶさって、私の蜜壷に氷柱をつぷぷ…と挿入していく

「ぁ、あ、あっ!! 冷た、っぅ!」

あまり太くない氷柱は難無く入っていき、ファルマンはゆっくり氷柱で中を掻き回す

「やだ、ファ、ルマンっ、…回さ、んんっ…ないで、よ、ぁん!」

「本当はもっとしてほしいんだろう?」

たしかにもっとしてほしいとも思うが、どうにも氷柱の冷たさに慣れない

…気持ちいいんだけどね

「名無しさん、すごいぞ 中の温かさで氷柱が溶けてすごく濡れているみたいだ」

面白そうにファルマンは話すけど、そんなことに一々コメントする余裕がない

つぷつぷと氷柱を抜き差ししたりぐじゅぐじゅと掻き回したり、散々攻められて私は限界だった

それに寒くなってきたし…

「も…やだ、ファルマン…ふぁ…ん、冷た、いの、やだぁ…」

目に涙を浮かべながら訴えると、名残惜しそうに氷柱を抜いて、カラン…と床に落とした

「じゃあ、今度は熱いの入れてやるよ」

そう言ってファルマンはズボンのチャックを下げ、熱くそそり立った自身を出して蜜壷に当てる

「わ、待って、んぁああっ! や…待って、って…ひぃ、あ…」

私の静止も聞かずにずぷん!と一気に奥まで入れ、突然の大きな刺激に体をのけ反らす

「はは、すごいな…中が冷たい」

「あ、たりまえ、でしょ…ふ、ぅん…あ…、っ」

ベッドがギシギシと音をたてるほど激しく動くと、次第に中が熱くなっていき、体もまた熱くなっていく

「は、ぁん、ん、んっ、あ、あぁ…ん」

意識が半分飛びかけ、意味もなさない言葉ばかり口から漏れる

「名無しさん、そろそろイきそうだな」

私の様子を見たファルマンはそう判断したようで、私が好きな1番奥の方によく当たるように深く自身を埋める

「ああっ! イ、く…んっ、あ…イっちゃ、あぁぁんっ!!」

「は、俺も…イく、…っ!」

互いにぎゅう、と抱きしめあいほぼ同時に絶頂に達した

そののちファルマンは疲れたからか、とさ…と私にのしかかってきた

「ファルマン、重いし暑いよ」

「さっきは寒いって言ってたのにな」

厭味ったらしく言いながらもどいてくれるのが彼らしい
ファルマンは私の頭を撫でたら髪を弄ったりしながら

「寒くなったらまたシような」

と言った

「ぶっ!! 嘘でしょ!?」

ファルマンらしくないことを言うし、あまりに突然だったから噴いてしまった

本当に冗談じゃない…私の体がもたないよ!

面を食らっている私に笑いながらファルマンは こつん、とおでこを合わせた

「冗談だ 今のはさっきの仕返し」

「いや、本気でしょ!」

そう言ったら どうかな と答えて、私を抱き寄せられる
事後のため眠くなっていたから私はファルマンの腕の中ですぐに寝てしまった

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