桃源郷の影骸夢
一人の少女が知った一度きりの恋と唯一つの愛
重く悲しい運命の元、遙か千年もの間、愛する者の魂だけを一途に思い続ける
許されざる恋、選ぶべきは≪一族の未来≫か≪己の恋≫か
海の子守唄 スクアーロ夢
孤独に怯える少女は、その手が届かない事を何より恐れる
愛した者は皆、彼女のそばを離れ失われていく
宿命と宿業に囚われて逃げる事も諦め
嘆く事も忘れたまま彼女の心は幼いあの日から変わらない
漆黒と純白の翼
ディーノ夢
その翼はもっと自由に羽ばたけたはずっだた
期待(誇り)
求められる理想(できない自分はいらない)
子供ではいられなかった(本当は甘えたかった)
纏わり付く様に彼女を縛るのは鎖にも似た“想い”(自由に羽ばたく事は許されない)