テニプリ変身シリーズ@
□ゲーム!?
1ページ/1ページ
みなさんこんにちは!
眞文です!今巷ではバレンタインなんですってね?
バレンタイン?なにそれおいしいの?w
うちには両親不在でチョコを作る時間もお金もないってば(笑)
それはもちろんこいつらも例外ではなく…
「は!?ないんスか?」
「眞文は冷たかね」
「わ〜厳C〜!」
『うっせい』
ブーイングの中をかいくぐりコンビニへ。
確かにあいつらは中学生男子だし、バレンタインとかいう類のイベントには敏感なんだよなぁ…
お金がないとはいえ…なんかしらはあげないとかなぁ…
そしてふと目に入ったバレンタインコーナー…
『ただいま』
「おかえり〜」
『あれ?ジローちゃんだけ?』
「なんか二人ともグレ…外に出ちゃったよ〜」
グレた、って言いかけたのは敢えて流してあげようかな←
『あのね、一応バレンタイン…』
「!?」
そういって買ってきた極上ムースポッキー@189を差し出した。
うるさいっ!今の精一杯なのよ!
そう主張すればジローちゃんは抱きついてきて、すばやくわたしの手からポッキーを奪い、袋を開け(あれ?)、ポッキーを取りだし、わたしの口に突っ込み(おや?)…
超強引にポッキーゲームをおっぱじめた。
それもあの可愛いジローちゃんとは思えないほど強い力でわたしの顔を固定し、ぐぐぐぐ…と音が鳴るのではないのかというくらい強い力で食べ進める。
おお、まじか…っ!
そのままぶちゅーという勢いでキスしてしまった。
ジローちゃんはポッキーを食べているのか、わたしとキスしているのか…
もぐもぐしながらキスしている。
キスってこんなに易くていいのか?←
わりと濃厚なキス(もどき)の最中…バタンと音がした。
二人が帰ってきたのか?
それはそれでうるさくなるような…
「「あーーーーーーーーーーーー!!!!」」
ほら見ろ。といって感じでジローちゃんの肩を押したら、逆にぐっと力を入れられて…
「…おかえり〜今取り込み中〜」
なんて低い声で言われて…
その場はブリザード。
そしてわたしはジローちゃんを蹴り飛ばした。
((アンタ全部確信犯…っ))(ふぁ〜(笑))(あのバレンタi…)