ヒナゲシ色の痛み
□Go to shopping!!
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「さて、するコトもないし、服、買いに行こっ!」
「や、することあるってばよ。」
修業―とつぶやくナルト。
「ナルト、パンツもシャツもパジャマもないんだよ?」
「う…。たしかに…。」
朝10:00。
ナルトにチャリをこいでもらいニケツする。
「カップルに見えるよ、きっと。」
「ぶっ!!」
ぺったりとナルトの背中にくっついて耳元で囁く。
真っ赤になるナルト。
うん、かわいいなぁ、もぅ。
自転車の後ろって楽チン…。
いや―。こがずに進むってイイね!!
「んっ、ナルトっ…そこっ左、だよ?」
「へ、変、な声だ、すなってば…」
「私の声、変…かな?」
「そうじゃなくて…えーと…あ!信号赤だってばよ!」
ふふ、と思わず声がもれた。
幸せな、幸せな、おでかけ。