ヒナゲシ色の痛み
□Because if show me your.
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ナルトにシャワーに入っておいてと言って、私はコンビニへ男性用下着と歯ブラシを買いにチャリをマッハでこぐ。
ラーメンか…味噌のカップ麺あったかな…。
目的の物を買ってまた全力で自転車をこぐ。
暑い…もうヘロヘロ…。
服はとりあえず、全部洗って…。
時間を見ようと腕を見る。
あれ?ない。
ポケットを探る。
あれ?ない。
時間を司るものが何一つない!!!←
ナルトはもうシャワー終わったかな?
間に合うかな…
全力でカードキーを突っ込む。
ガチャガチャ、ガチャン!!
「はぁ、はぁ、ぜぇ、はぁ」
もう私、若くないな…←
シャワーの音がする。
膝は笑ってる。
買って来たトランクスの値札をハサミで切り落とす。
バスタオルの上にそっと下着を置きつつ…脱いである服を洗濯機に突っ込む。
「…へぇ…スタンダードな柄のトランクスはいてるねぇ…」
一仕事?終えた私は烏龍茶片手にテレビを眺めた。