日陰者の戯言

□忍者になる!?
4ページ/6ページ

帰ろうとするとリーに声を掛けられた。

理由はどうやら組み手をするため…だとか。



「では!!行きますよ!」

「はい。」


リーが踏み込んで来て私は来るであろう右手に備えてカウンターを用意する。

思った通りの

思ったタイミング。

リーの右手を左手で弾いてリーの方へ踏み込む。

「な!!」

ガードできないように体を入れた。

私は右手をリーの腹に力一杯叩きつけた。







吹き飛んだリーの前に立つ。

「リーの動きは真っ直ぐすぎるから直ぐ分かったよ。」

手を差し出す。

リーは私の手を借りず自力で立ち上がる。


「なぜ手加減したのですか!?」

柔拳にチャクラを込めなかったのが気に入らない様で。



「だって、組み手でしょ?今のを含めてもう一度やらないの?」

「!!」

「チャクラや体力を温存しつつやらないとすぐ終わっちゃうよ?」

「…そ、う…ですよね。」

「フォームとか基礎技術の向上、でしょ?」


「ボクは急ぎすぎて居たのかもしれません。…ありがとうございます!ヒカゲ!」

「いーえ!続き、やるでしょ?」

「もちろんです!」











泥だらけになるほど

二人で修行した。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ