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□花より団子
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季節は春。

花々が満開に咲き乱れ暖かい気持ちになる季節。

桜の木々を背景にサトシ達はイッシュリーグを目標に旅を続けていた。

「イッシュでも桜って咲くんだなっ」

「うん、カントーでも咲くでしょう?」

「あぁ!カントーの桜も綺麗なんだぜっ

あ、でもシンオウは桜咲くの遅かったよな…」

と、アイリスと共に会話をしながらのんびりと歩く様は旅というよりも散歩のようにも見える。

「シンオウは寒いからね。

桜が咲くのも遅いんだよ。気温の違いってことだよ。」

デントが優しく教えるとサトシも納得した顔をする。

「へぇ…デントって物知りだな!」

「何言ってるのよ。そのくらい常識よ!」

アイリスがサトシを馬鹿にしたように言う。

それに対して膨れっ面で言う。

「何だよっ、アイリスだって納得したような顔してたじゃん!!!」

「ち、違うわよ!!誤解を招くようなこと言わないでっ」

そう言って、ふんっと怒るアイリスにデントも呆れ顔になった。

「まぁ…いいけどさ。

俺、これからも色んな地方の桜見て行きたいなっ」

サトシは満開の花のように笑顔で笑った。

「…はぁ、もう…////」

微かに頬を赤くしたアイリス。

「どうしたんだよ、アイリス。顔赤いぜ?」

「う、うるさい…っ///」

そう言ってアイリスはパタパタと走って行ってしまう。

「はは…」

それに苦笑いのデント。

怒って行ってしまったアイリスに不思議そうな目で見ているサトシ。

「なぁ、デント〜アイリスは何怒ってんだよ?」

「うーん…何だろうね?」

(分かってないのはサトシだけのようだけど…)

サトシの肩に乗っているピカチュウも溜息を吐いていた。

「あ、でも俺はやっぱり花より団子だなっ!!!」

ズルッ―

遠くに居るアイリスにも聞こえたのかアイリスが扱けている。

「うわぁ、アイリス大丈夫か?!!」

慌ててアイリスに近づく。

「〜〜〜っサトシのせいなんだからねっ!!」

「はぁ?何でだよ???」

「はは…今日も平和だね。」

デントもアイリスとサトシのところに走って行く。

君は、やっぱり花より団子。



花より団子(あたしもだけどっ!!by,アイリス)


お ま け
(で、何で怒ってたんだよ?)

(サトシには関係ないわよっ!!もう、ホントに子供なんだからっ)

(はぁ??)

(…僕にとっては、どっちもまだまだ子供だよ。)






サイト1周年記念として書いた小説なのでフリーです。

てか、季節無視。

いつか書こうと思っていたネタでしたw

誰でも貰って良いよ。こんなのでよければ笑

と、とりあえず…1周年していたのに今日気づいたのですww

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