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□永久保存メール
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シンオウの旅を終え、シンジは自分の家があるトバリシティへと帰って来た。

「お帰り、シンジ。シンオウリーグ残念だったな。」

「……別に、残念ではない。」

迎えてくれたのは自分の兄。

そして、ポケモン達。

「そうなのか?」

「……。」

勘の良い兄貴は何かを察したのか笑っている。

そんな兄貴を横目で睨みつつ自室へと行く。

「そうだ、後で久し振りにバトルしよう。」

後ろから聞こえる声を無視しシンジは階段を上っていく。

パタン、という音が聞こえレイジは嬉しそうな顔で外を見ていた。


(ふぅん…思いが通じたのか…良かったな、シンジ)


レイジの頭の中には肩にピカチュウを乗せて元気に笑う少年の顔が浮かんだ。



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