短編作成
□悪夢と希望
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「、っサトシ!!!!」
僕は叫んだ。
君の名前を――
だけど、そこに君はいない。
僕と一緒に働いている研究者の人が大丈夫か?と声を掛けてきた。
僕は、大丈夫です。悪い夢を見ただけです…
と、小さな声で答えた。
あれは夢だ。
悪夢だ。
決して、現実ではない。
でも身体から吹き出る冷や汗は止まらない。
微かにだけど震えている。
僕は少し疲れているのだろうか…?
と、思ってナナカマド博士に休みを貰えないかと志願した。
今までの分ってことで1週間休みをもらえた。
この休みを利用してシンオウのどこかを旅しているサトシに会いに行こうって決意した。