短編作成

□未来へ
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「あははっ・・・色々書かれてるじゃない。」
『ポチャ?』
「あ、ポッチャマ。見て見てーサトシが載ってるわよ。」
『ポーッチャ!!!』
「・・・・・凄いわね。サトシって。いつも頑張ってる。」
『ポーチャマ?』
「ううん。何でもないよ。」

サトシがシンジと対決したあのバトルは今もはっきり思いだせる。
今までどんなにいがみ合っても、どんなにシンジに酷い事言われてもサトシは自分のバトルは変えなかった。
ポケモン達への思いも優しさも・・・変えないで自分のバトルでシンジに向った。
そしてあの日、シンジに勝った。
最後までポケモンの力を信じたサトシだから勝てたんだと思う。

ジムリーダーからのコメントにも色々な事を書かれていた。
ヨスガシティのメリッサさんからは「サトシ君が編み出したカウンターシールドには驚かされた。トップコーディネーターと言う道もある」と褒められていた。
ナギサシティのデンジさんは「サトシ君は熱いバトルで僕をまた燃え上がらせてくれた。」
どれも褒められてばかりであった。

「ねぇ・・・・ポッチャマ。」
『ポチャ?』
「あたしも頑張らなきゃね。」
『ポッチャマ?』
「サトシみたいにたくさん旅をして出会って挑戦して経験を積んでいかないとね。
・・・・・・・・・・・あたし決めた。」
『ポッチャ!!』
「うん。また新しい地方のコンテストに挑戦しましょう!!」

あたしも負けてられない。
いつかまた、サトシに会っても笑われないようにしとかないと。

「ママー!!あたしホウエンを旅する。そして今度こそトップコーディネーターになるっ!!!!」

サトシにタケシに負けないようにあたしも未来へ向って進もう
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