短編作成
□会いたくて、会いたくて
5ページ/6ページ
「…どうしたんだ。」
「…シンジに会えなくて、寂しかった…」
「…っな///」
「シンオウでは会おうと思えば会えただろう?
でも、イッシュに来て…シンジに会えないのが辛かった。」
ポツリ、ポツリと呟く。
「シンジを想うほど、シンジが遠く感じて…」
そう呟いたとき、シンジにギュッと強く抱きしめられた。
「し、シンジ…////?!!!」
「…お前だけ、だと思うな。」
「ぇ?」
「俺だって、お前に会えないのは…辛かった//」
顔を赤くしながら言う。
「…っ」
ふと見ればデントとアイリスが居ないことに気づいた。
気を使って出て行ってくれたのだろう。
「………サトシ。」
「何?」
「俺に会いたかったか―?」
そう言われた瞬間、耳まで真っ赤にしたサトシはコクリと頷く。
「会いたかったよ…」
「そう、か…」
「シンジは…?」
「…ふん、会いたかったに決まっている。」
会いたくて、会いたくて(やっと会えた)
end