明星短編

□へんしつしゃ。
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大変なことになった。
巻き添えだよね、コレ


「おい」


なんで私が 誘 拐 されてんの?!


「聞いてるのか?」


あわあわぁぁああ!!!
は、早く助けに来てよユーリっ!!


「聞いてるのかァ?!」


『ひぃぃい!!!
な、なんでございますか?!』


「ユーリはいつ来るんだ?」


『いつって・・・』


知 ら な い よ !!

アンタが勝手に
攫ってきたんでしょーが!!
このユーリのストーカー、
ザギめっ!!!

とは言えず・・・。


『なんでアタシ?』


「オマエ、ハイトだろ?
憶えたぜぇ?」


憶 え ら れ て も ←


『そうだけど』


「ユーリはお前を
大切にしてるみたいだからなァ
すぐお前を助けに
オレのところにくるだろォ?」


大切にしてるかは謎だけど
仲間を見捨てない人だから
来ないこともないだろうけど
でも、だからって、
アタシを攫わなくたって!!


『どうですかねぇ?』


「それに、オレは
ハイト、お前にも興味がある」


は?
興 味 が あ る ?!
それって、【お前もストーカーするぜ】って
宣告されたの?


『きゃっ』


え、ちょっと?!
な、に?この体勢・・・

見えるのは天井とザギの顔
もしかして、押し倒されてる・・・の?


「言っただろ
【興味ある】ってなァ

オレと一緒に上り詰めようぜぇ!!!」


えぇぇぇえ?!


『ちょ、ちょっと待って、よ!!!』


襲 わ れ る !!


か、顔近いっ////


『変態っ・・・』


「上等。」


助けてよ、ユーリっ!!!!


「ハイトっ!!!」


この声っ


『ユーリ!!!』


「ユゥーーリィ!!!
やっと来たか・・・
上がってキタ!!上がってキタ!!
ハイト!!」


『はははい?!』


なんか、ユーリ現れた瞬間
テンション上がったよ
さすがストーカー

ってゆーか、助かったぁ…
このままユーリが来なかったら・・・


「こっち向けェ!!!」


『え?・・・ん!!』


「なっ!てめぇっ!!」


なに、さ、れた・・・の?
唇が・・・、

触 れ 合 っ た ??
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