男古
□同性愛だってありだろ?
1ページ/2ページ
※男鹿宅
「おがぁ!」
「ぐぉっ!」
突然、部屋に入ってきたと思ったら、飛びかかってきた古市。
俺は、床に突き飛ばされた。
「……どーしたんだよ。」
ぎゅうぎゅうと俺にしがみついてくる古市。
背中にあたるフローリングが冷たい。
「……女の子にフラれた。」
「またかよ。」
「そ、そんな事言うな、バカ男鹿っ!」
古市は、女にフラれるたびに、こうやって俺の所にくる。
「………になれよ。」
「え、何?」
「…もう…、…俺のモノに……なれっつってんだろ………。」
―沈黙。
「え、え、えぇぇぇぇ?!」
「な、なんだよ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
「だ、だからなんだ!」
「おおお男鹿は、おお俺の事、す好きなのかっ?!」
「あぁ、好きだ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
「で、おまえはどーなんだ?」
俺がそういうと、古市は顔を真っ赤にして、俺の耳元で言った。
「…すき」
やっぱり2人は結ばれる運命☆
END
→あとがき