記念小説
□スウィートホワイトデー
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「クフフ、君はこんなところで何をしているんですか」
「南国果実には関係ないよ、早く僕の学校から出ていきな」
「僕だって、君なんかと関わりたくありません、ただ僕の可愛い綱吉君が寂しそうにしていたのでお持ち帰りしましたと連絡を入れにきただけです」
「は…?」
「それじゃあ、ちゃんとお伝えしましたよホント綱吉君の頼みじゃなければ知らせになんて来なかったのに」
「ちょっと待ちなよ、綱吉を何処に連れてったの」
「クフフ、僕がわざわざ教えるわけないじゃないですか、あぁそれと綱吉君からの伝言です『ご飯までには帰ります、お仕事頑張ってね』だそうです、それでは」
「待て……!」
笑みを浮かべた骸にトンファーで殴りかかるが煙のように霧散しそのまま消えてしまう、後に残るのは骸の笑い声だけだった
「……綱吉」