桜華学園
□プロローグ
1ページ/1ページ
「紳士、紳士、お前だけは俺を裏切るなよ、俺を失望させるな」
「わかっているよ父さん」
「何だこの点数は!100点以外取ってくるな!!」
「ごめんなさい」
「なんだその顔はあの女と同じ目をしやがって!!」
「ごめんな紳士父さんはお前しかいないんだ」
「大丈夫だよ父さん」
「紳士、あぁ俺の紳士!!」
「父・・・さん?」
「紳士紳士紳士紳士紳士紳士紳士紳士紳士紳士!!!!」
「ぐっ!?」
父さんが俺を押し倒して包丁を振り上げるのを俺は他人事のように見ていた、見ている事しか出来なかった
「大丈夫“オレ”が守るから、紳士」
そして俺は意識を失った、何かに包み込まれるような感覚と共に・・・