記念小説

□スウィートホワイトデー
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骸が消えてすぐに草壁が駆け込んでくる

「恭さん!」

「哲、何してるの綱吉は何処に連れてかれた」

「それが、綱吉さんは本当に自分から着いていったんです」

「そんなことどうでもいい、あの子は何処に行ったの!」

「骸のアジトにパーティーをするんだと」

「哲、後は任せたよ」

「へい」


雲雀は先程仕上がったばかりの小さな箱を掴んで並盛の町を爆走していった


「頑張って下さい委員長」


ところ変わって黒曜にある骸のアジト


「綱吉君このチョコケーキも美味しいですよ」

「モグモグ…ホントだ!」
「クフフ、気に入ってもらえて何よりです」


テーブル一杯にチョコレート商品が並べられておりそれを綱吉と骸が幸せそうに仲良く頬張っている


「それよりも綱吉君、良かったのですか雲雀君のところに居なくて」

「だってキョーヤ最近惜しげ忙しそうだもん」

「綱吉君が言えばそんなもの放り出して一緒に遊んでくれると思いますがね」

「ううん、それじゃダメなのツっ君キョーヤの邪魔にはなりたくないから」

(雲雀恭弥、綱吉君をこんなに悲しませて許せません!!)


骸が脳内で雲雀を叩き潰していたころ綱吉は雲雀の事を考えて落ち込んでいた


「キョーヤ、ツっ君の事嫌いになっちゃったのかな」

「それは無いと思いますよ」

「どうして?」

「クフフ、もうすぐ分かります」

「?」
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