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□ある日のヒトコマ
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「……才蔵、疲れた?」
「あぁ……。」
才蔵は偵察先から帰ってきたばかりであった。
その様子を見るに、よほど過酷だったらしい。
「才蔵……寝る?」
「出来ればそうしたい……してもいいのか…?」
「諾。」
佐助が了承すると、すぐに眠りの世界に入ってしまった。
忍としてはいけないことをしているかもしれないが、信頼仕切ってこんな無防備な姿を晒す才蔵を見ればそんなことはどうでも良くなってくる。
「我、才蔵大切にする。」
そう言って才蔵の髪をといて、微笑んだ。
終われ
おまけ&あとがき