頂き物vv

□Present
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しばし二人は寄り添っていたが、アンジェリークの方から顔を上げると。


「でも、やっぱり私からも何かニクスさんにお返ししたいです。まだ、何にするかは決めてませんけど…」
「では、それはこれからゆっくり考えることにしませんか?
こうして共に過ごす時間はこの一時だけではないのですから」


ね、と穏やかに告げられるその声音はアルカディアにいた頃と少しも変わらない。
だからアンジェリークも思う。


「ニクスさん。私もニクスさんと同じように形だけじゃない贈り物、たくさんいただいてます。ですから…」



これからたくさんのお返し、させて下さいね。



はにかんで告げられた言葉にニクスは虚をつかれたように目を瞬くも、直ぐに喜びの色を表情に浮かべた。
そしてその後、互いに考えることは同じ想い。



―さあ、何を贈りましょうか?




−fin−
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1700番目にお越し下さった春野よもぎ様のリクエスト、
”ニクアンSS『これからも』のその後で扉を付けてこっそりあっている話”とのことでしたが…
ちょ、ちょっと微妙にずれてしまいました(汗)
単にアンジェの耳元に触れるもしくはイヤリングを外すニクスが書いてみたかったのかも;

こういう内容になってしまいたが、春野様。よろしければ受け取って下さいませ…!





本当に素敵なお話ありがとうございました…!(≧▽≦)
それなのになかなかお礼の返事をする事が出来ず申し訳ありません!!(>_<)
でもでも間城さんの話は大好きなのでこれからも頑張って下さい!
私もちょこちょこ遊びに行かせて頂きますねvv(〃▽〃)


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