詩
□昨日以上明日未満
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大きな歯車が回っている。
幾千、幾万、否、其れ以上の膨大な数の歯車を携えた大きな歯車。
其れが、世界だと思っていた。
だけど、本当のこの世界は歯車なんかじゃない。
もしも一つ止まった所で、もしも何百と止まった所で、
他には極々小さな影響しか及ぼさない。
もしくは、小さな影響さえも及ぼさない。
それでも歯車だと呼べるのなら
歯車で合っているのかも知れないけれど。
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