雑多

□夢
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枕の下でゆうやけが
微睡む私のうなじを火照らす
仰向けに寝転がる私の前に
淡くセピアに萌えるくさぐさが
あたかももぐさりとすべくよう向き合って
(嗚呼、昼間はさぞ生き生き 青々してるんだろな)なんてどうでも良い想像はさておき
私はただその切っ先を見つめている
ただ私はめを凝らしている

     



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