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□こくはく
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「にーの」
「何ですか」
DSから目を離さずに、
にのが返事をする。
「何のゲームしてんの」
耳元でささやく。
にのの弱点は、耳。
「・・・んぁ」
かわいい声出しちゃって。
理性が吹っ飛んじゃうよ←
「にーの」
もう一度名前を呼んでみる。
「何ですか、ってもう・・・
 死んじゃったじゃないですかぁ!」
頬をプクっとふくらませて
僕の方を見たにのの唇に、
そっとキスしてみた。
「ちょ、翔さん!?////」
顔中真っ赤にしたにのの正面に立つと、
僕は深呼吸してから
「にの、好きだよ。」と言った。
「...翔さんのばかっ。
 僕が先に言おうと思ってたのに///」
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