□底まで
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彼女に初めて触れた時を憶えている

彼女の薫り 肌 息遣い 視線

彼女の全てを手にした時

熱と甘さに溺れた

束の間ではなく
一生浸かりたいと願う

朝を迎えるのが憂鬱となる日々が来るとは考えもしなかった

腕の中で眠る彼女に

朝は来ないと告げたい

このまま時を止めて

このまま2人で潜みたい

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