Poem

□新月の朝 満月の夜
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 走った
 戻った
 スタート地点


 思わず仰ぐ


 少年の空の様な瞳に
 一頭の龍が飛翔した


 そこに立ち尽くす
 少年の眼は
 その龍の瞳に魅入られた





 いつの間にか
 少年の足は
 走ることを
 止めていた―――



 
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