Poem

□雨に関するお題
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 1.雨宿り


降り止んでも

屋根から降り落ちる

雨の"名残"―――

太陽のかすかな光を包み

地に儚く落ちて

終には

波紋と共に弾け飛ぶ


空につながっている

光の柱が地上に立って

雨水はそれを

伝って行ったかのように

水溜りは姿を消した


今度は

太陽の光の雨だ

それならもう心配ない

さて

再出発しましょうか。


 
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