D灰 dream

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ドォォン!!!!


と、何かが墜落するような音がした


その衝撃で、アディ達がいる小屋は今にも壊れそうなほどに揺れた


「「『!?』」」


アディ、アレン、リリィの3人は、勢いよく外に飛び出した


3人は外に出て、その光景に呆気にとられていた


「何ですか、これは!?」


アレンが叫ぶのも無理はない


小屋の前、湖の上に浮かぶのは、何十体ものAKUMA


たくさんのレベル1と、何体かのレベル2だった


それを確認した3人は、即座に戦闘態勢に入る


「「『イノセンス、発動っ!!』」」


アディとアレンがAKUMAの中に飛び込んで行き、リリィの歌声が、それを援護する


リリィの歌声で弱っていくAKUMAたちに、アディとアレンが止めをさすように破壊していく


(やりやすい!)


と、アディは戦いながら実感した


それはアレンも同感だったようで、湖の上にいたAKUMAはあっと言う間に全て破壊されていた


『リリィ、すごい! 一緒に任務に行けたら、すごい心強いよ』


「本当です。とても闘いやすかったですよ」


アディとアレンは、リリィを絶賛している


だから、背後に迫る人に気がつかなかった…


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