D灰 dream
□22
1ページ/1ページ
ドォォン!!!!
と、何かが墜落するような音がした
その衝撃で、アディ達がいる小屋は今にも壊れそうなほどに揺れた
「「『!?』」」
アディ、アレン、リリィの3人は、勢いよく外に飛び出した
3人は外に出て、その光景に呆気にとられていた
「何ですか、これは!?」
アレンが叫ぶのも無理はない
小屋の前、湖の上に浮かぶのは、何十体ものAKUMA
たくさんのレベル1と、何体かのレベル2だった
それを確認した3人は、即座に戦闘態勢に入る
「「『イノセンス、発動っ!!』」」
アディとアレンがAKUMAの中に飛び込んで行き、リリィの歌声が、それを援護する
リリィの歌声で弱っていくAKUMAたちに、アディとアレンが止めをさすように破壊していく
(やりやすい!)
と、アディは戦いながら実感した
それはアレンも同感だったようで、湖の上にいたAKUMAはあっと言う間に全て破壊されていた
『リリィ、すごい! 一緒に任務に行けたら、すごい心強いよ』
「本当です。とても闘いやすかったですよ」
アディとアレンは、リリィを絶賛している
だから、背後に迫る人に気がつかなかった…
.