D灰 dream
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「オレら、今日は何か用があったさ?」
ラビは朝食を終え、コーヒーを飲みながらアレンに聞く
「さぁ? ま、何かあれば連絡が来るでしょう」
ちょうどアレンが言い終えた時だった
[アレン君かい?
至急司令室に来てくれないか!?
ラビと神田君とアディちゃんも連れてきてくれ!]
切羽詰まったようなコムイの声が、無線用ゴーレムから聞こえてきた
「…!? 何でしょう?」
アレンが、食べかけのみたらし団子をぽろっと落とした
「分かんないさ〜。でも、とりあえず行かないとな!」
ラビがそう言うと、神田が立ち上がった
「アディ、行くぞ」
ラビとアレンには声をかけずに、神田はスタスタと歩き出した
『ユウ、ちょっと待ってよ! アレン、ラビ、行こう!』
神田の後を追って、アディとアレン、ラビも駆け出した
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