short story
□『放課後の図書室』
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なんだかよく分からないものになってしまいました^^;
若干甘めです。そしてかなりのマイナーwww
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「はぁ〜、なんで毎日こんなに課題が出んの〜?」
図書室で課題を前にため息をついているベル
「ベル、ここ違うべ」
向かい側に座っているノルが言う
「なんでや〜? ウチ、ほんま数学だけはできへんわ…」
ベルの数学の宿題の答え合わせをしていたノルは、そんなベルを見ながらふっと笑う
「なんで笑うん!? ノルはなんでも出来るから、ウチのことバカにしてるんやろ!?」
ベルは、ノルに笑われたことにぷんぷん怒っている
そんなベルを見て、ノルは真面目な顔に戻る
「ベル、頭にムシが…」
怒っているベルに、ノルがそう言うと、ベルは一瞬にしておびえた顔になる
「えっ!? ウチ、ムシはダメやねん!」
ベルがそう言うと、ノルは「ん」と言って、立ち上がりベルの後ろにまわる
グイッと肩をつかみ、ベルの正面に立つノル
未だにムシにおびえるベルの首筋に、ノルは自分の唇を触れさせる
「……は…………?」
訳が分からない、そんな顔をしているベルを見て、ノルは真顔で
「悪いな、ムシはいねぇ。ベルがめんけぇんで、つい…」
と言った
ベルはみるみる顔を赤らめる
「ついって… 今首にキス…」
そんなベルを見て、ノルは一瞬だけ笑った
でもすぐ真顔に戻り、またベルの正面に座ってしまった
「課題の続きやるべ」
そう言って、またベルの数学の答え合わせを始めた