メモ
◆布団の中で。
キミの力で暖めて。
足の先から、
2013/12/13(Fri) 23:23
◆no title
(元気だよ)
(大丈夫)
奥歯がすり減って行くのに気づかないまま、繰り返す
(うん、大丈夫)
痛くないから、大丈夫
2013/03/05(Tue) 23:22
◆過去
その寝顔を見つめていた。
涙が出そうになるくらい、幸せなときだった。
それを思い出して、今更、涙が溢れた。
2013/01/27(Sun) 20:25
◆どうぞ君が望むままに。
信じられないというのなら、それを突き立てて僕を真っ二つにしてみてくれ。
なにも疚しい事はないから、どれだけ中身を見られたって構わない。
2013/01/21(Mon) 21:30
◆真っ赤だ
「会えなくてもお前が寂しくならないように、おまじないをしとくから。はい、もう大丈夫。」
「……はぁ?さむっ!馬鹿じゃないの!?キャラじゃねーし、キモいっつーの!」
一通り俺を罵ってから、くるりと背を向けた彼女が足早に駆けていく。
遠くなる背に呟く。
「お前のほうこそ馬鹿じゃん。」
いつまでたっても素直じゃない。まぁそういうところが、いいんだけどね。
少し先で彼女を足止めしてくれた側溝の蓋に感謝するとして、とりあえず二人で新しい靴を探しに行こう。
彼女の元へと走り出す。
2012/12/21(Fri) 18:32
◆たとえ言葉を尽くしても、身体を投げ出したとしても。
「大丈夫だって。わかってるよ。」
けらけら笑うお前の姿を見て確信する。
お前にはお前だけの世界があって、俺には俺だけの世界があって。
「そうか…。」
それらは決して交わることがないのだと。
2012/12/13(Thu) 19:38
◆ループ メビウス
赦しの言葉を貰っても、意味がないのだ。
全てを投げ出して、初めからやり直したいと思っても、もう戻れないから。
それに気づいたとき、やっと後悔が身に染みて、だからこそ幼き日の自分を認められず、苦悩は続く。
2012/10/21(Sun) 10:49
◆no title
寂しいことに、身近な人の幸せほど、祈れないのだ。
2012/10/09(Tue) 21:33
◆笑顔
まあるい、それは、ただ磨り減っていくだけだった。疲弊の証、お互いの笑顔。
2012/09/23(Sun) 23:18
◆別離
「ありがとう、お父さん。」
プレゼントの中身は、やってみたかったゲームのソフトだった。
もう部屋に戻りなさいとお母さんに言われて、リビングを出たときにはもう、堪えきれなかった。
どたどたと階段をかけ上がり自分の部屋へ。
汚く散らかったそこが今日はやけに優しくみえた。
お父さん、忘れちゃったの?
家にはこのゲームソフトを動かすゲーム機本体がないんだよ。
座り込んだ僕の頬に、涙がつたう。
お父さん、気づかなかったの?
プレゼントの中身を見たお母さんの寂しそうな顔。
僕には、このゲームはできないよ。できっこないんだ。
ゲームの主人公の笑顔が遠くに見えた。
僕には、もう、どうしようもない。
さよなら、お父さん。
2012/09/01(Sat) 23:02
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