妄想の世界のお話
□たまには宿題も良いかもね
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――キーンコーンカーンコーン――
「今日の補習は終わり、そのプリントは終わったら明日までに提出してください。」
――ザワザワ・・・――
『・・・zzz』
「10代目ーーーー?」
「ツナ?」
『・・・zzz』
「あ、寝てらっしゃる・・・。」
「アチャー・・・。」
『・・・ん、・・・?』
・・・あれ?
何で、獄寺くんと山本がココに?
さっきまで補習だった・・・?
「・・・あの、10代目?」
『・・・・・・・・・・・。』
どうしよー・・・。
「・・・ツナ?」
そうだ、あの人に教えてもらおう♪
『あのさ、今日・・・俺、帰れない。』
「「!?」」
『・・・応接室、行くから。』
「ああ。じゃあな♪」
「・・・さようなら。」
『本当にごめん‼』
――パタパタ・・・――
――コンコン・・・――
「入りなよ、綱吉。」
『!?・・・失礼します。』
なんで、俺だって分かったんだろ?
俺、声すら出してないのに・・・。
「・・・君から来るなんて珍しいじゃない。」
『そ、その・・・宿題が分らないから、教えて欲しくて。』
「・・・駄犬に教えてもらえばいいじゃない?」
『・・・・・・・・ひ、ひばりさんに会いたかったんです///』
「ワォ・・・珍しいね、君からそんな言葉言うなんて。」
『///////////』
「真っ赤。」
『!?・・・///』
「宿題って?」
『こ、コレです・・・。』
――ペラッ――
「・・・・・・・。」
『・・・?』
どうしたんだろ、黙ってて。
「君、今まで何をしてたんだい?」
『?』
突然どうしたんだろ?
「あのね、コレ中1の総まとめのプリントじゃないか。」
『・・・。』
「君、今、中2だよね?」
『・・・はは♪』
「・・・まったく。」
『・・・ごめんなさい。』
「じゃあ、ソコ、座りなよ。」
『あ、はい‼』
――ポスン・・・――
「まず、ココ。」
『?』
「はぁ・・・。
アルファベットくらい書けなよ。」
『・・・Aくらいかけます!』
「・・・・・・。」
『?』
「A書けてもa書けないじゃない。」
『うっ・・・。』
「・・・そうだ(ニヤッ)」
『?』
なんだろ、すごく嫌な予感・・・。
「一個間違えたら君から僕にキスして♪」
『!?』
嫌な予感当たったーーーー!
「それで、正解したら僕から君にキスしてあげるよ。」
『・・・・・・がんばります///』
「じゃあ、≪1.犬は英語で書くと?≫」
『・・・どっく?』
「スペルは?」
『≪boku≫・・・?』
「ハズレ。≪dog≫だよ。」
『・・・・・・・・・・・・・///』
――ちゅっ――
「!?・・・///」
『ひ、ヒバリさんが言ったんですからねっ///』
「・・・///」
『つ、次です!』
「ワオ♪やる気」になったじゃない。」
『////』
――おまけ☆――
このあと応接室ではリップ音が、
鳴りやまなくて草壁さんが困ってた、
・・・とかそうでないとか(笑)
草「い、委員長が風紀乱してどうするんですか・・・。」