★夏の扉★

□機械仕掛けのなんとやら
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う〜ん…目がシバシバする…


ずっと病院で寝泊まりしてたから疲れが溜まってるのかなぁ…


家に着いたら、まずは布団に入って爆睡しよう…


足取りが重いままアパートに着くと誰かがドアの前にいる事に気付いた



「草間野分くん?」


「え…あ、はい…」



ドアの前に居たのは怪しい笑い方をしている男性…。話しかけられてしまった…

なんで俺の名前を知ってるんだろう…


「や〜♪良かった良かった!!!見つかって!!!君に、プレゼントをあげよう!!!あ、プレゼントって言ってもモニターになってもらうだけだから、最終的には返してもらうけどね!!!」


「え!?あの、急にそんな事言われても困ります!!!えっと、何かのセールスならお断りしてますので…!!!」


どうしよう…変な人に絡まれた…



「え〜!!!セールスじゃないよ!!!俺は宮城庸。ロボットを造る会社で働いててね、君には人型ロボットのモニターをお願いしたいんだよ〜♪ね?ね?」


「ひ、人型ロボットですか!?いや、やっぱり断ります!!!ご、ごめんなさい!!!」


「いやいやいや!!!君じゃなきゃダメなんだ!!! よろしく!!!」


その人は大きいダンボールを渡してダッシュで逃げてしまった


「ええっ!!!え〜…どうしよう…コレ。」


きっとダンボールの中には人型ロボットが入ってるんだろうなぁ〜…。


……………。



…とりあえず家の中に入れよう…。



ガタガタと近所迷惑な音を立てながら家の中にダンボールを運びダンボールの前で正座した


…き、気になる…。どんなロボットなのかな?




続きます♪
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