★秋の扉★

□酔った君はあまりにも危険
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それは俺が24回目の

「俺が好きなのは誰でしょうか?」

という問題を出した時だった……





先輩にお酒を貰ったのでヒロさんと2人で飲んでいて、酔っ払ってるヒロさんが可愛くてどんどん飲ませていたらヒロさんの酔い方がいつもと違う方向に進んでしまった。




「………は?お前が好きなのはオレだろ?当たり前な質問すんな。好きなんだよな?オレの事が。」



「………!!!?」


今さっきまでは同じ質問をしても
『し、知らんっ!』…とか、『誰だろうな……///』とか言ってたのに急に男らしい発言に驚いてリアクションが遅れてしまう



「は、はい!!そうです!ヒロさんですっ!!」


「だよな〜。」


身を乗り出してそう伝えると頭を撫でられた


わっ…///ヒロさんに頭撫でられたっ///!!



「………お前は本当に可愛いよな。」


「か、可愛い……ですか?俺よりヒロさんの方が断然可愛いですよ?」



「い〜や!!お前の方が可愛い!!野分、ちょっと近づけ。」


「……?はい!!」


ヒロさんに近づけと言われたので素直にヒロさんの近くに移動すると……


「………っ///!!」



顎をくいっとあげられてキスをされた


………んんん///!!!?


ヒロさんが!!ヒロさんが自ら進んでキスを!!!!しかもなんか男らしっ!!


いやいやヒロさんは天女の如く美しく可憐だけど男だし、男らしさにビックリするのも失礼か!


そ、それにしても……なんか、さっきから少し攻めくさい……



「……よし。可愛いから今日はお前が受けな?」



「……………はい!!!?」




見事に裏がえった声が部屋に響いた瞬間がヒロさんが俺を押し倒してきた



んんんん!!?


「ま、待って!待って下さいっ!!!!俺…が、受け……は、おかしくないですか………?」


「……あ?嫌なのか!?お前は人にやられて嫌な事を人にしてたのかぁ!?あぁ!?」


そ、そうくるかっ!!!!





続きます♪
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