ぷよ・魔導
□大切なモノ
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みんなの揃った声が部屋中に鳴り響く。
数時間前にも同じセリフを言われたはずなのに、喜びの大きさは格段に違っていた。
「ありがとう!」
太陽のような笑顔をふりまくアルルを中心に、本当の誕生日パーティーは進んでいく。
同時刻、広間の様子を手に持ったモップを握りしめながら輝いた目で眺めるキキーモラ。
ゆっくりと、夜は更けていく。
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