*歌詞*

□KAITO
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アナザー:ロミオとシンデレラ



作詞:あにま
作曲:doriko
編曲:doriko
唄:KAITO(調教:狭間P)・(初音ミク)




「私の恋を悲劇のジュリエットにしないで
ここから連れ出して…」
それじゃ行こうか


パパとママにお別れしたね
永遠の旅に出るからね
大人も夢見る時間だ


フカク深く底に潜って
また誰かの其処に送って
今夜はどこまで行くんだろう?


楽しみなんだ
その果実をかじる表情 素敵なんだろう
生温い物語 さよなら告げよう


無邪気に笑う 何も知らず
知らず知らずに知ろうとする
曝け出してよ 君のスベテを
そのユメの先まで……


ずっと恋しくてシンデレラ
黒いリンゴはお好きですか?
このページを捲らなければ
その時間は止まったまま


逃げ出したいのジュリエット
でもその名前はイヤだろうね
そうだな 結ばれないとね
でもそれだと楽しくないな
さぁ、ボクを楽しませてくれる?


熱く厚い この道のりと
重い思い 遠い祈りを
まだ見ぬあの子に届いて


目の前の紡錘に気を付けて
泡沫のように消えちゃうよ
吠えたら そこまで行けるの?


小人がこっちに手招きして
不思議の国を抜け出せるの
誰か呼んでる 白紙のページ駆け出す


何度生まれて いつか消えて
それでも手を差し伸べるだろう
このエピソードに姫と王子は
一人で十分だろう?


鐘が鳴り響くシンデレラ
上手く靴を置いて逃げてね
じゃないと探せないから
黒い夢に焦らされちゃうよ


絵本を旅する少女は
今もどこかで待っているのか
愛とか夢も希望も
全部捨てて誘ってるよ
今から迎えに行くから


貴女の心 そっと覗いていいですか
毛先まで全て欲しいと願っていいですか
もう残りもないページを静かに解き
自分の居場所はそこにはないようですか
「後は読者(キミ)だけが知る」


大きな箱より小さな箱に入れって無茶な話
おいおい ちょっと待ってよ
僕がロミオじゃ これは悲劇だ


もっと欲張っていいんだよ
それがお姫様ってものだ
「現実(ここ)はイヤ」と嘘ついた
この狼が食べに向かうよ


やっぱ王子も捨て難いけど
それは別の自分に任せよう
ガラスの靴ピッタリだね
これで僕ら 晴れて喜劇だ
貴女を食べ(助け)に来ました
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