小説

□そう呼ぶ所以
1ページ/1ページ



「緑間ぁっ!」


そう呼び掛けて走っていくと、本を読んでいた緑間が不機嫌そうに顔を上げた。
その顔もそそるよねっ!
…緑間のこと大好きなんだよ


「……緑間はやめるのだよ」

「ふぇっ?」


てっきり「うるさいのだよ。これだからお前はバカなんだ」くらい言われると思ってたのに…


「え?ダメなの?」

「お前には名字で呼ばれる筋合いなどないのだよ。ったく、高尾の分際で」

「うぇぇぇぇえっ!じゃあ…真ちゃん、とか?」


思い付きで言ってみて、殴られるかなと思ったけど、緑間の反応が返ってこない。
見ると、怒りからか顔を赤くした緑間。


「ひゃっ、」

「ひゃっ?」

「百歩譲って観念してやるのだよっ」


プイッと本に向き直り、メガネをクイッとあげる仕草にドキドキしたり。


(真ちゃんの方がバカにしてるように聞こえないか?…ま、そんな緑間、じゃなくて真ちゃんも可愛いなっ!)



緑間改め真ちゃんが照れてたことに気付いたのは、俺たちが結ばれた時だった。

-Fin-

------------------------------

これが真ちゃんと呼ばれてる所以です(違
もちろん捏造ですよ\(^o^)/


みどりんは、嫌なことは絶対させなそうだし
高尾がたまに「緑間」って呼んでるから、こんなのを妄想しました

ここまで読んでくださりありがとうございます!
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ