詩室
此処は置き詩室になっています。
皆様からの作品
お待ちしています。
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01/21(Mon) 17:42
璃麻
君を失って
毎夜毎夜涙を流して
涙は枯れないのだと知って
そのことを
ただただ嘆いて
人間を拒絶しながらも
孤独感に押し潰されてしまう
ある日涙は止まった
枯れないはずの涙が止まった
枯れたのは涙ではなくて
心
枯れたのは心
君(みず)を求めていた心は
枯れ果てて
壊れた――――
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01/18(Fri) 00:55
璃麻
君のいない夜は久しぶりだった
僕の隣にはしつこい位君が居た
一人きりには慣れていた筈なのに
寂しいと、感じてしまう闇に呑まれてしまいそうで
闇に壊されてしまいそうで
怖いよ…
ここまで誰かに逢いたいと
願ったコトはなかったよ逢いたいよ
早く
僕の傍に来て…
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01/18(Fri) 00:50
暗黒天使
璃麻
そのの天使は白が嫌いでした。
髪も瞳も翼も美しい白銀でした。
天使は悪魔と出逢いました。
真っ黒な悪魔は美しい白に惹かれました。
真っ白な天使は美しい黒に憧れました。
ある日天使は悪魔を呼び出しました。
天使は悪魔を殺しました。
天使は最大の禁忌を犯しました。
天使は悪魔になりました。
天使は喜びました。
天使は泣いていました。
白は黒になりました。
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01/16(Wed) 15:30
あぁ君影
蒼惟宙
陽を浴びる君
楽しそうに笑う君
軽やかに舞う華奢な君
恥ずかしそうにはにかむ君
優しい声を放つ君
そんな君を見てきたんだ
ずっとそれだけ
それだけ
だけど僕は
幸せだった
あぁ君影
僕は明るく輝く君の足元
黒く汚れた僕に許されたのは
君を愛するこの心
だからお願い
お願いだから
君を好きでいさせておくれ
誰かと言い争う君
静かに涙を流す君
ぼんやりする君
キズを作る君
ボロボロな君
そんな君を見てきたんだ
ずっとそれだけ
それだけ
だから僕は
苦しかった
あぁ君影
僕は闇に紛れて君の足元
黒く汚れた僕に許されたのは
君を見守るこの瞳
だからお願い
お願いだから
君を好きでいさせておくれ
いつか手を繋ごうか
いつか頬に触れようか
いつか抱きしめようか
ただそれが叶わないのは
あぁ君影
君を想うこの気持ち
身体についてこないのさ
要するに僕は
ただの臆病者なのさ
あぁ君影
僕は明るく輝く君の足元
僕は闇に紛れて君の足元
黒く汚れた僕に許されたのは
君を愛するこの心
君を見守るこの瞳
だからお願い
お願いだから
何もできない僕だけど
もしも叶うのならば
ずっと好きでいさせておくれ
あぁ君影
僕は君の影
だけれど君を
愛してしまった
忘れないで
忘れないで
ここに僕がいることを
セカイが敵に回っても
ここに僕がいることを
HP
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01/14(Mon) 21:59
消せない過去
美憂
消えない過去
消せない過去
過去を振り替えるより
今を見なきゃ
わかってる
頭ではわかってる
でもね・・・
闇に引きずり込まれ
僅かな光さえも
差し込んでこない
ねぇ、
アタシは何処へ向かい
何を希望に生きればいいの？
HP
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01/13(Sun) 19:08
璃麻
【死】は何故こんなにも醜いのだろう
【死の瞬間】は何故こんなにも美しいのだろう
【死】は絶望
【死の瞬間】は甘美な誘惑
【死】は腐
【死の瞬間】は終
何故こうも
違いがあるのだろう
【死】のせいで
【死の瞬間】に逝けない
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01/13(Sun) 19:00
璃麻
人の繋がりは
なんて脆い
リアルな幻なんだろう
確かに
信じていた筈
愛していた筈
なのに
失っても棄てられても
涙どころか
悲しくもない
全ては
偽りの幻だったんだ
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01/12(Sat) 18:51
璃麻
【信じてる】は
裏切らせないための鎖
【愛してる】は
己の心を動かすための動力
それを知っていて
口にした
信じてなんか全く無かった
ただ
愛してたのは本当だったそれは嘘じゃなくて
君との間にある唯一の真実
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01/08(Tue) 19:13
璃麻
「醜い愛し方だ」
【醜い】の定義は何？
それを言う権利は誰にある？
例えソレが醜かったとしても
君は受け入れた
神に背いた愛し方だとしても
君は受け入れたから
それだけでいい
僕の全ては君だけだから
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01/07(Mon) 21:56
璃麻
何故失ってしまったの？あれほど、愛したのに
失ってわかるんだね
必要性が
これほどに
後悔してるのに
消したのは僕自身
あぁ
なんて愚かなんだ
どうして
悲しいのに
涙は出なくて
笑いが込み上げてくるんだろう
君がいない世界なんか
意味もないよ
生きる理由も失って
なら
君を追いかけようか
これほどまで
辛いのなら
君の後を追おう
怖くなんかない
君に逢うだけだから
君だけに―
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