彩りの栞
□桜花の記憶
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―――朝の光に私はそっと目を覚ます
「夢…?またあの…夢…」
昔からよく『彼』の夢は見ていた
でも…16歳が近づいた今は毎日、『彼』の夢を見る…
そしていつも…
「何故なんだろう…どうしてこんなに…切ないの?」
いつも『彼』の夢を見た後は…とても切ない気持ちになる…
名前も分からなくて…顔すらも見ることが出来ないのに…
でも…
桜花の中に佇む彼に…私は会いたい…
いいえ
もうすぐ会える…そんな予感がする
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