大阪編
□プロローグ
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2010年8月某日―――
―――地下鉄・梅田駅
そこに降り立ったのはジーンズに半袖パーカーの女性
管理人(以下・管)「ついに着いたわね…いざ!!幸村の足跡を辿る旅へ!!」
ガッツポーズで拳を握り締めてる女性…当サイトの管理人・ユイナである
???「随分とお元気ですね?
確か昨日はお人形の催し物に寝ずに参加したと聞きましたけど…?」
そんな管理人に声をかけ近寄ってくる人物
管「その声は…!!」
管理人が振り返った先には…
姫「おはようございます。管理人」
管「姫じゃない!!あれ?どうしてここに???」
突然現れた姫に驚く管理人
姫「甲斐から誰か管理人の手助けに赴こうという話が出まして…
話し合いの結果、私がこちらに」
管「話し合いって…信玄様がお忙しいから来れないのはわかるけど…幸村…はダメか…ここはちょっと本人に行かせるのは酷ね…」
姫「…(こくんと頷きながら)佐助達にも頼むのはちょっと…」
管「そうよね…で、姫が来てくれたと?
貴女にも酷だとは思うけど…大丈夫?」
姫「…それはお互い様でしょう?
管理人にもきっと酷なのは承知でしょうし…」
管「…流石にそこはバレちゃってるか…(汗)
…
…
…
…よし、それじゃ行こうか!!
って…姫は着物のままで来たのね」
上から下まで姫の着物を見つめる管理人
姫「いけませんでした…?」
困り顔の姫
管「いけなくはないんだけど…これからかなり歩くからね…う〜ん…
あ!!そうだ!!」
ガシッっと姫の腕を掴む管理人
姫「か、管理人!?」
管「ふふふっ…ここは大阪!!しかも梅田!!服屋も靴屋もいっぱいあるのよねっ♪」
満面の笑顔でズルズルと姫を引きずっていく管理人
姫「え!?は、離してください!!きゃああああああああ〜〜〜〜〜!!」
―――朝の梅田駅に姫の悲鳴が木霊するのであった
(→おまけ「影の者達」)