短編小説


□こばなしC
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※ユリルク+レイ



『ありがち』









「ほら、もっと開け」



「……んっ」



「…動くんじゃねーぞ」



「…ぅうっ…」



「いい子だな」



「ぅあ、やっぱ、まってっ」



「ダメ、待たない」



「だ、だって、こえぇ…」



「お前から言ってきたんだろ?」



「う、うん…」



「いくぞ」



「……」



「……」



「……ふぇっ」



「……んな力んだら入んねぇ」



「…ごめっ…」



「痛くしねぇから、な?」



「……うん」



「つか、あんまりごちゃごちゃ言ってると」



「………?」



「無理矢理突っ込むぜ」



「ゴメンナサイ」



「じゃあじっとしてな」



「………はい」



「……」



「……」



「ぅあっ、だめだっ、ユーリ…!!」









「ちょぉぉっと失礼するわよお二人さん!」



「あ、レイヴン」



「んだよ、おっさん」



「あのねぇ、廊下に丸聞こえだったわよ、二人の声が!」



「え、あ、ごめん!煩かった?」



「煩いっていうより、ルー君のイケない声が教育上良くないと言うか…」



「?」



「…うん、ルー君は悪気ないのよね。だから聞けそこのエロ青年」



「別にー、カラコン入れてただけだろ?
つかルークのイケない声なんかわざわざ他人に聞かせるか、勿体ねえ」



「だから、その勿体無い声が廊下にだだ漏れだったんだってば」



「ふーん、…つーかおっさんも聞いたのか?聞いたんだな?よしそこに座れぶっ殺す」



「えぇえええっ!?ちょっ、んな理不尽なっ!」










(二人の会話ってぶっ飛んでてよく分かんねー)



どこまでもゴーイングマイウェイなユーリ・ローウェルを書いてみたかった。

カラコンはお試し。


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