短編小説
□こばなしA
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『鬼ごっこ』
※生徒×先生パロ。
ザギ→ユーリ→ルーク
「見つけたぜェユーリィイィイ!!!」
「げ、ザギッ」
「殺ス殺ス殺ス…!!」
「だあ!しつけぇ!!」
「逃がさねェ…!殺らせろユーリィイ!!!」
「冗談じゃねぇ!いちいち付き合ってられるかッ」
〈準備室〉
――バタバタバタバタッ!!
「…なんだろ?廊下がヤケに騒がしいような…」
――――ガラッ!!
「悪ィ先生!ちょっと匿ってくれッ」
「…は?」
『どこいきやがったユーリィイ――――!!!』
「……」
「…………行ったか」
「…何?鬼ごっこでもしてたわけ?」
「…まぁそんなとこ、です………命がけですけど」
「?」
「…つかれた…」
「……ふーん?
ま、よく分かんないけど、お疲れ?」
なでなで。
「……」
「でも廊下はあんま走んなー?怪我すっぞー」
「……………やっぱ、」
「ん?」
「やっぱオレ、…先生じゃなきゃ、ダメかも」
(先生じゃなきゃ、嫌かも)
再確認。