喪失への約束
□始まりは魔女が告げる
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『恭弥……あれ…』
哀歌と雲雀は部室から見下ろした位置には3人の人影
「…魔女と木戸野亜紀、日下部稜子か」
『ガラスのケモノ…鏡
私の魂は魔女にすら分からない──…』
僕もね、と頷いて哀歌は少しだけ笑った
雲雀は鋭い目付きになって窓越しに詠子を睨み付ける
「彼女との接触は出来るだけ控えるよ
僕達とは相反する存在だから」
『もちろん…分かってる
私たちの邪魔はさせない』
そしてまた、怪異は始まる──……
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