Avere desiderio di vero
□una bugia o la verita
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「姉さんはミーの本当のお姉さんのように親切ですからねー」
「ナイフ野郎に言われなくても。俺達は10年間、舞凪に助けられてんだよ!」
「酷い事をした俺達を舞凪は許してくれたのな」
「舞凪は俺の憧れの人です。わがままだった俺に優しかったんです」
「舞凪はいい奴だ!京子とも極限に仲がいいことだしな!」
「舞凪様は私の光……貴女なんかが私達の光を奪わないで…!」
「10年以上、一緒にいた僕が舞凪の気持ちを裏切ったのにそんな僕でも兄と呼んでくれる」
「僕の可愛い妹を貶めるとは愚かな
僕には彼女が必要なんですよ。それ以前に」
「「妹を信じないと兄の名が廃る(だろ/でしょう?)」」
「俺、友達だった舞凪を信じなきゃいけなかったのにその気持ちすら裏切っちゃったからね
せめてもの罪滅ぼしって奴だよ。今じゃ舞凪のこと大好きだし。寧ろ、王子馬鹿から奪ってやりたいくらい」
綱吉の一言に反応したのはもちろんベルや骸、雲雀だった
「言ってくれんじゃん」
「さっさと別れろよ」
「「別れることには大賛成」」
『ヴァリアーのみんなは、どう?』
「「「────ッ…」」」
「ごめんなさい、舞凪ちゃん…っ」
「うむ。俺たちが悪かった
舞凪の信頼さえも俺たちは裏切ってしまっていたのだな…」
「舞凪、悪かったなぁ…。何もしてねぇ奴に刃を向けちまったんだ」
「舞凪」
『ザンザス、様……っ
もう一度、貴方の元で働くことをお許しください』
「…当たり前だ。てめぇがいなきゃベルとフランの喧嘩を誰が抑える」
跪いた舞凪をXANXUSは頭を撫でると舞凪は泣いた
ベルは笑い、フランもポーカーフェイスから少し顔を綻ばせたように見えた