Avere desiderio di vero
□riabbracciare
3ページ/3ページ
ベルは飛行機で資料をいくつか舞凪に渡す
『面白い情報って言ってたやつ?』
「うん。舞凪を嵌めた奴の身元が分かった」
『!!?
それ、本当!?』
「詳しくはそれに載ってっけど、舞凪が嵌められたのは恨み」
『恨み??恨みなんていくらでもされる要素がありすぎて分かんないんだけど』
「京がいるじゃん?
その京の義理の妹」
『…なるほどね
私が京を丸め込んだと思ってるんだ』
「エストラーネオの復興を目論んでヴァリアーから舞凪を離して、手中に収めたいんじゃね?」
ししっ、馬鹿なヤツ。と言いながらベルはナイフの手入れをし始めた
『マリファナ・マルヴィスト…へー。ケバいね
10年前の京以上じゃない?
……なるほど、厄介な女だねぇ
まずはヴァリアーのみんなを戻さなきゃ』
「あー?」
「うー?」
ベルへと手を伸ばす舞とルイはベルに抱えれた
「ししっ、遊びてーの?」
「うー!」
『もしかして、ベルのティアラが欲しいんじゃない?』
「マジで?兄貴のスペアあったっけなー…」
考え込むベルを見て舞凪はクスリと微笑んだ