Avere desiderio di vero
□qualche anno
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『静君みーっけ!』
「舞凪か。どうしたんだ?」
『仕事が終わったから遊びに来たよ!』
「あーっ舞凪さんと静雄さんだ!!」
舞凪と静雄が話していると一人が駆け寄って舞凪へと飛び付いた
『九瑠璃!舞流!どうしたの?』
「静雄さんと舞凪さんの姿が見えたから来ちゃったのです!舞凪さん!キスぷりーず!!」
「嬉(会いたかった)」
『ベルに怒られるからやらないよ。九瑠璃、ありがとう!』
「ねぇねぇ!舞凪さん、その旦那さん紹介してください!舞凪さんを虜にしちゃったんですからとてもカッコいいんですよね!」
『……』
「…何(どうしたんですか?)」
「お前ら、帰れ。舞凪、飯でも食いに行くぞ
…何も食ってねぇんだろ」
『そういえば…お昼食べてない』
「静雄さんが言うなら仕方ないです。ではまた会いましょう!」
「…再……(…また…)」
『ごめんね。またねー!』
九瑠璃と舞流はその場を去ると静雄は舞凪の頭にポンと手を乗せた
「…気にすんな。お前のことは新羅の奴から聞いてる。会ってないんだろ?」
『うん…』
「舞凪、決めるのはお前だ。選択肢は二つだろ」
『選択肢…って?』
「恋人に会いたいのか会いたくないのか…つー選択肢だ」
『…会いたい。ベルに、会いたい…いろいろ言わなきゃならないから』