Avere desiderio di vero

□bugia
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『美味しーっ!さすが武』


「まだまだおかわりはあるからそんな慌てて食べることもないのな」


「しかし…よく食べるよな
バカだから仕方ねぇのかもしれねーけどよ」


『フッ…バカにバカって言われたくないね!』


「んだと!!誰がバカだ!!」


『10代目バカの君だよ?
獄寺隼人』


「10代目!右腕として当然のことをしているだけですよね!?」


「あ…うん…そうじゃないかな…」


急に話を振られたツナは適当に答えると獄寺はガッツポーズをした


『甘やかすなんてまだまだなんじゃない?
そういえば…了平さんやランボは?』


「二人とも任務だよ
まだ少しかかりそうだから帰ってくるのは来週くらいかな」


『来週…そう
綱吉、今の状況を知っているのは?』


「ボンゴレ全体とディーノさん、シャマルは知ってる。最初は二人とも信じていたけど…襲われて信じられないと言ってきたんだ」


『ねぇ…この中で襲われた人って誰?』


「僕とクローム…ランボですね」


『………10年前に私に味方してくれた人が襲われた…?
京は!?』


「舞凪は長期任務だったから知らないんだね
京は二週間前から行方不明なんだ」


『行方、不明…?京が…?』


舞凪の脳裏に最悪の事態が横切った


「それがね…ディーノさんと喧嘩の翌日に行方不明になったんだ」


『喧嘩…?ディーノと京が…?』


「うん。ディーノさんが襲われた次の日に京がその事を知って…ディーノさんを尋ねたときに舞凪を信じないディーノさんに京が痺れを切らしたらしいんだ」


『…京……
どうして…どうして…!
私はいないのに…』


「舞凪、僕とクロームは信じています
現に…舞凪のフリをした者から特徴的な匂いがしました」


「あれ……気持ち悪かった…
舞凪様はあんな香水を使わないから…」


「僕の不甲斐ない弟子でも分かりましたよ
おチビも鼻がもげると言ってクロームに泣きついてきましたからね」


「…可愛かった」


『フランが?
そういえば…ベルと一緒の任務だからまだ帰ってこないのか…
あれ?いつフランは襲われたの?』


「舞凪が長期任務に出ている間に珍しくおチビの方から幻術を見てほしいと言ってきましてね…丁度僕とクロームの任務帰りに待ち合わせしてから行動していると襲われた、というわけです
あのおチビ…くだらない幻術を見せにきただけでしたが」


「彼をどうしたら殺せるかって……」


『ベルを?』


「(コクリ)」


『相変わらずだなぁ…
ってことはボンゴレとフランが味方ってことでOK?』


「「もちろん(だろ/です)」」


『ありがとう
これ以上は巻き込まないから安心して!』


舞凪は笑顔を綱吉たちに向けると他のみんなが安堵のため息をする中でツナと骸、クロームだけが悲しそうな表情をした
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