捧げもの

□いつも、いつでも、いつまでも
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「ディ?」


「……やっぱりノボリにバレちゃった」


「ディ…」


僕の腕を舐めるウィンディ。少し沁みるけれどウィンディの優しさがよく分かる
特にこの子は僕が幼い頃から一緒にいるからか僕の感情に敏感


「平気だよ。また明日から研究でいろいろ回らないといけないからよろしくね」


「ディッ!」


「キョウヤ様!」


腕にヒトモシを抱えてノボリがこっちに歩いてきた


「控えめのヒトモシを持ってきました
研究、頑張ってくださいまし!」


「うん。ありがとう
また時間があったらこっちに来るね
ヒトモシ、こんばんは。これからよろしくね」


「モシ?」


「これはヒトモシのボールです。くれぐれも無茶だけはいけませんよ?」


「分かってるって。じゃ、またね」


「はい。ではまた」


敬礼するノボリに敬礼してからヒトモシを抱えてウィンディと一緒にギアステーションをあとにした
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