Avere desiderio di vero

□epilogo
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『終わった……』


「そうだな。つーか、ルイと舞を預けてたはずなんだけど」


「舞凪様…子供達なら今、笹川京子が……」


『京子ちゃんが連れてきてくれるの?』


「はい。……二人とも、中々泣き止みませんでしたが…」


「舞凪の危険を察してたんじゃない?」


「有り得ますね、それ」


「子供は親の危険に敏感と言うらしいしな」


「「「「子供??」」」」


『あっ、そっか…いろいろゴタゴタがあってヴァリアーのみんなには言ってなかったんだ』



「舞凪ちゃん!」

「舞凪ちゃん、京ちゃん。赤ちゃん達を連れてきました!」

「二人とも騒がないの」


「あー!」

「うーぅ!」


『あー、よしよーし
いい子にしてたー?』


「あーぅ!」


「ししっ、偉い偉い」


「ゔぉ゙ぉ゙ぉ゙い!!どういうことだぁ!」


「ひっ!」
「ふぇ……っ」


「やっべ………!
ルイ、泣くなよ…泣くなよー…」


「うわぁぁぁん!!」


「チッ……てめぇの所為だかんな!カス鮫!!」


ベルはルイをあやしながら部屋から出ていく。それを苦笑いしてみている舞凪


『ベルって絶対に親バカになるね。かと言って私もすでに親バカだけど』


「ねぇ、舞凪ちゃん
さっきから気になってたのだけどその赤ちゃん、もしかして」


『私とベルの子供だよ!
この子が舞でベルが連れていったのがルイ。ルイが泣くなんて珍しい……』


「普段、ずっと寝ていますしね。舞凪、これからどうしますか?」


『うん?できればまたヴァリアーで過ごしたいかな、って。で、私とベルが任務の時はヴァリアーのみんなかボンゴレに頼むよ』


「そっか。でもまた仕事は頼むかもしれないからよろしくね?」


『うん!』


「ミーも姉さんに付いていきまーす
あの親バカ王子がいるのは非常に不本意ですけどー」


「舞凪様…会いに来てもいいですか…?」


『もちろんだよ!
いろいろお騒がせいたしました!』


えへへ、と頬をかきながら舞凪は笑うと、綱吉は舞に近づいた


「また、遊びにくるよ」


「来んな、カス」


「酷いなぁ、XANXUS」


肩をすくめているものの楽しそうに笑いながら守護者を連れて本部に戻っていった


「やっと泣き止んだ…
舞凪、荷物とかどうする?向こうに置きっぱなしだろ?」


『あー…そっか。フラン、取りに行ってくれる?』


「分かりましたー。姉さん以外にこんなことしませんからねー」


ぶつぶつと文句を言いながらフランは守護者達の後を付いていく


「舞凪、言う言葉があるだろ?」


『うん
















ただいま、みんな!!』






-END-
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