Avere desiderio di vero
□riabbracciare
1ページ/3ページ
『イチャイチャしてるところお邪魔するよー』
「あっ舞凪ちゃん!イチャイチャだなんて嬉しいなぁ!でも、セルティが恥ずかしがって俺とのベッドイ…グゲッ!」
『あっ…わき腹に手刀は流石に痛いよ…セルティ』
《そうだな。新羅は大丈夫だ。慣れているからな
舞凪、舞とルイを返すよ》
『セルティも新羅もありがとう
舞ー、ルイー迷惑はかけてない?』
「あー」
「うー」
舞凪は二人の赤ん坊を抱き抱えて無邪気に笑った
「舞凪、もう少し待っててくれるかい。待ち人が少し遅れているらしくってね」
『待ち人?』
新羅の言葉に舞凪は首を傾げて尋ねた
すると新羅の家のインターホンが鳴り響き新羅は玄関へと向かいドアノブに手をかけて舞凪へ質問をした
「舞凪ちゃん、今日は何の日だい?」
『えっと…6月22日?あっ…もしかして』
「うん。舞凪ちゃん、誕生日おめでとう」
《私達や池袋のみんなからの誕生日プレゼントだ》
新羅は勢いよく扉を開くと舞凪は口をパクパクさせていた
「何だよ、せっかく王子が迎えに来たってのに」