→Nino←
□A to the R→S
1ページ/2ページ
A to the R→S
智「これ、どーゆー意味なんだろ?」
和「何がですか?」
『Attack it!』の収録後
打ち上げの計画を立てていたときに
その疑問は生まれた。
智「“A to the R→S”…なんかの暗号かなぁ?」
和「あぁそういえば。意味知らないわ」
潤「翔くんが帰ってきたら聞けば?」
智「うーん…」
ジャンケンで負けた罰ゲームとして
アイスの買い出しに行った翔ちゃん。
あと何分で帰ってくるんだろ?
雅「いいじゃん!」
潤「え?」
雅「俺らでこの暗号解こうよ!!」
和「うわ、難しそう」
ニノが机に置いてある
歌詞カードを手に持った。
それを横から覗く。
和「“A to the R→S”ねぇ…」
智「こりゃあー謎だな。」
雅「“(A)相葉 は (R)ロックと(S)ソング”」
潤「……はい?」
視線が相葉ちゃんに集中する。
雅「“(A)相葉 は (R)ロケットで(S)サヨナラ”…いや、絶対違う!」
潤「あの…大丈夫ですか?(笑)」
どうやら
当て字で解読してるらしい。
智「ほぉー、なるほどね。」
雅「“(A)相葉 は (R→S)留守”」
潤「もうちょい歌詞っぽく訳しましょうよ!」
本気で解読してやろうと
その場に座り込んだ4人。
和「とりあえず“(A)相葉”で考えるのやめませんか(笑)」
智「“(A)愛”とか?」
潤「おぉ!それいけるんじゃね?…ねぇ相葉さん?」
雅「うん、すげぇいいと思う!」
少しの沈黙の後
ポンと手を叩いた相葉ちゃん。
智「お!出た?」
和「言っちゃってくださいどうぞっ!」
深く深呼吸をしてから
今にも笑いそうな顔をして
一気に言い放った。
雅「“(A)愛 は (R)ラブと(S)セッ〇ス”」
潤「おい!」
松潤に頭を叩かれる相葉ちゃん。
和「相葉さんサイテー」
智「さ、サイテー(笑)」
雅「リーダー、笑ってんじゃん!」
すっかり暴走したおいら達は
浮かんだ言葉を
どんどん言い放っていった。
雅「“(A)愛 は (R)ラブの(S)スキ”」
智「“(A)愛 は (R)ロマンと(S)智”」
和「“(A)愛 は (R)労力と(S)ストレス”」
潤「“(A)愛 は (R)略奪(S)してこそ”」
もう完全ふざけてるな。
解読する気なんて
これっぽっちもない。
でもこれくらいが
楽しいんだよね。