人物、背景説明

【あ】 4件

【「遊び」 (あそび)】
椿学院で毎年行われる、構内バトルのこと。
外部には一切秘密で、このバトル専用の戦うための道具、アベルによって行われる。
アベルのどこかしらにある「心」と書かれた部分を他人に突かれるとその時点で負けと見なされ、気を失う。
生徒、教員絶対全員参加。
どこを怪我していようと、病人だろうとなんだろうと参加しなければならない。

基本的にグループを組み、団体戦として行われる。
グループは椿学院に入学した時点で言い渡され、それを決める際は全くのクジ。
人一人に対し、持てる能力の種類はひとつしかないため、運が悪いと防御系統ばかりの構成になったりする。
能力の種類は主に、
前衛、後衛、中衛、守護、治癒、支援などがある。


【アベル (あべる)】
「遊び」に使われる、人の本心を結晶化したもの。
椿学院のみが製造出来る、専用の発生装置を使ってのみ現れ、「遊び」が終了するとともに消える。
形は人によって様々だが、一貫してデフォルメされた人のぬいぐるみのようで、その体のどこかに必ず「心」と書かれている。
アベルを得なければ基本的に戦闘参加資格はなく、他の参加者から必死こいて逃げることしか出来ない。


【有泉 正 (ありいずみただし)】
椿学園の理系教師。
主に化学を担当する。
有泉 尚の双子の兄で、一卵性双生児のためか、二人の息は気持ち悪い程合っている。
しかし、行動派(決して良い意味ではない)の弟に昔から付き合って来たにしては
弟に対する態度は比較的冷めているように見える。

塩酸がお気に入りらしく、そこそこ濃度の高いものを常に持ち歩いている、との噂が。
Sっ気は十分過ぎる程あるが、物事の完全なる傍観者となる事が好きなので
何が起こっても決して自らは手を出さずに、状況がどう転がって行くかを見ている。
プライドはそこまで高くない。
が、天の邪鬼。


【有泉 尚 (ありいずみなお)】
椿学園の理系教師。
主に物理を担当する。
有泉 正の双子の弟で、あまりにも似ている為二人を見分けられる人間は、親も含めて、いないとされている。
そのため椿学園では有名な双子。
兄と同じくSっ気があるが、兄とは違い完全な傍観者とはならずに
状況をより悪化させる為に自ら手を出し、尽力する。

先天的疾患があり、子供の頃はずっと入院していたため
その時期の友人は0人で、軽くブラコン感が否めない。
今でもその疾患が完全に治った訳ではないので、激しい運動は医者に止められている。



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